ブルーベリーとは
ブルーベリーは北アメリカが原産のツツジ科の植物で、皆さんもご存知の青くて小さい、甘酸っぱい実をたくさん付けます。17世紀、北アメリカにわたったヨーロッパの人々に発見され、その後、食用にするために品種改良を重ねられた結果、現在のブルーベリーができました。現代の一般的なブルーベリーは、高さが1.5~3メートルほどに成長しますが、実はもともとの野生種は、高さ数十センチという低木でした。たくさん実がなるように、美味しくなるようにと品種改良を重ねることで、大きく変化を遂げたというわけです。
ブルーベリーが本格的に食用のフルーツとして多くの人々に認められ、品種改良が盛んになってきたのは、20世紀に入ってからのことです。栽培される地域の土壌や気候などに合った、育てやすい品種を作り出そうと各地で品種改良が重ねられた結果、現在ではブルーベリーの種類は約300を超えるまでになっているそうです。ですから、ブルーベリーといっても実際にはたくさんの種類があり、「ブルーベリー」という名前はそれらのすべての総称ということになります。日本でも栽培が盛んになっていますが、日本国内だけでもたくさんの種類のブルーベリーが存在していることは間違いないでしょう。
栽培種と野生種(ワイルドブルーベリー)の違いは、最初にお話しした木の高さだけではありません。野生種は栽培種に比べて実が小さく、引き締まっています。同じ重量の野生種と栽培種の粒の数を比べてみると、野生種のほうが3倍にもなるといわれています。野生種の小さな実は、ジャムなどにしても粒が残りやすく、歯ごたえも楽しめます。また、ブルーベリーの特徴である実の青い色は、野生種のほうが濃いようです。その青色は、体に良いアントシアニンやポリフェノールの色といわれており、実際に野生種のほうが栽培種よりも、それらを多く含んでいます。しかし、野生種は北アメリカのごく一部の地域にしか自生していないため、野生種は大変貴重なものとされています。


