ブルーベリーの成分
ブルーベリーには、私たちの体に良いとされる成分が豊富に含まれています。通常の食事ではなかなか摂取できない成分も含まれているため、健康食品として高い人気を誇るのも当然のことかもしれません。ブルーベリーに含まれる成分として、もっとも有名なのがアントシアニンではないでしょうか。アントシアニンは、赤ワインの成分のひとつとして知られているポリフェノールの一種です。アントシアニンは抗酸化作用が高く、人間の体に有害な活性酸素の発生を抑える働きをしてくれる、私たちの健康を守る強い味方です。
アントシアニン以外の成分について調べてみたところ、ビタミン類が多く含まれていることが分かっています。ビタミン類のなかでも、ビタミンA、ビタミンEをとくに多く含んでいるのがブルーベリーの特徴のひとつです。ビタミンAが私たちの体内で果たす役割は、皮膚や粘膜の維持と成長と、滋養強壮といったところ。また、視力低下を防ぐ働きもあるとされています。次にビタミンEは、アントシアニンと同じく、体内の酸化を防ぐ坑酸化作用を発揮して、ガンや動脈硬化、冷え性などの予防・改善という役割を果たします。
ブルーベリーに含まれる体に良い成分は、アントシアニンやビタミン類だけではありません。消化を助け、ダイエットにも有効といわれる食物繊維も、ブルーベリーを摂ることでしっかり補給することができます。ブルーベリーと同じフルーツのなかで、食物繊維を多く含むといわれているのがバナナやキウイです。ところが、ブルーベリーはわずか直径1.5センチほどの小さな実の中に、それらをはるかに上回る量の食物繊維を含んでいるのです。
欧米人は積極的にブルーベリーを摂っていますが、多くの食物繊維を含むブルーベリーのような食品は、むしろ日本人が積極的に摂るべき食品です。というのも、私たち日本人の腸は欧米人に比べてとても長いため、腸のメンテナンスに役立つ食物繊維を摂らなければならないからです。そのような観点からすると、ブルーベリーが多くの日本人の注目を集めていることは、とても喜ばしいことです。


