肝油とは
肝油とは、サメ、エイ、クジラといった海に住む生物たちの肝臓に含まれる液体、脂質を原料として作られた栄養補助食品です。肝油には、ビタミン類などをはじめとする各種栄養素が豊富に含まれており、現在ではサプリメントとして広く日本中に流通しています。かつての日本では、肝油は学校給食と一緒に出されていたこともあり、成長期の子どもたちからお年寄りまで、幅広い世代が安心して口にすることができます。
肝油が世界で初めて生み出されたのは、イギリスという説があります。イギリスの肝油はタラの肝臓から抽出されたものといわれています。イギリスのほかにも、世界中の国々で薬の一種として親しまれていたという説もあり、各国の古い文献にも肝油らしきものの記載が認められています。日本で肝油が生まれたのは、1884年のこと。日本では、薬というよりも、足りない栄養素を補給するための健康食品として使われてきました。現在、日本で流通している肝油のほとんどは、サメから取れるサメ肝油です。
肝油には豊富なビタミン類が含まれていますが、とくに多いのがビタミンAやビタミンDといった栄養素です。ビタミンA、ビタミンDは、目や皮膚、粘膜などの健康に大いに役立つとされています。これらが不足してしまうと、目の機能が低下したり、皮膚や粘膜が弱くなったりするほか、骨の成長にも影響が出てきます。健康な毎日を過ごすためには、ビタミン類の補給を欠かすことはできません。そこで、手軽にビタミンを補給できる肝油に注目が集まっているというわけです。
目や骨の健康維持のほか、皮膚や粘膜の健康維持が、肝油に期待される効能として挙げられます。皮膚や粘膜の健康維持ということでいえば、肝油は女性の美容にも役立つといえるでしょう。肝油には、ビタミン類のほかに、さまざまな栄養素が含まれていることが最近の研究によって分かってきています。そこには、やはり女性に嬉しい栄養素・成分も多く含まれています。健康と美容に役立つ、豊富な栄養素を含む肝油。その人気と注目度は、これからもますます高まっていくことでしょう。


