肝油を摂る際の注意点
肝油は私たちが健やかな毎日を送るための健康食品として、非常に高い人気を誇っています。その理由は、健康に必要となるさまざまな成分を、いつでも、手軽に摂取できるからです。誰でも体に良いものは、積極的に摂りたいものですが、健康維持に必要とされる成分であっても、糖分や塩分と同じように摂りすぎは逆効果になってしまう場合があります。とくに、肝油はとても小さなカプセルですが、各種成分が豊富に含まれていますので、必要以上に摂りすぎることは控えたいものです。
肝油に含まれる各種成分の中で、とくに摂りすぎに注意したい成分がビタミンAです。一度に大量のビタミンAを摂取することで、激しい動悸や吐き気が起こったり、気持ちがイライラするといった症状が起こったりする可能性があります。さらに、ビタミンAは肝臓に蓄積されやすく、貧血や肩こりの原因となることもあります。妊娠中の女性の場合は、流産などを起こしやすくなるともいわれています。
また、抗酸化作用を持つビタミンEも過剰摂取の注意が必要です。生活習慣病やガンの発生を抑える働きがあるとされるビタミンEだからといって、そればかりを摂りすぎてしまうと、コレステロールが上昇したり、筋力が低下したり、だるくなったりする可能性があります。そのほかに、ビタミンDを摂りすぎることで、血管や内臓にカルシウムが蓄積され、食欲不振になったり、お腹を壊したりすることもあります。ビタミンEは体に蓄積されにくいのですが、ビタミンAとビタミンDは体に蓄積されやすく、その分だけ反応が起こりやすいので、過剰摂取にはくれぐれも注意してください。
しかし、上記に挙げたこれらの症状は、常識の範囲を超えた過剰摂取をした場合にのみ心配されることで、肝油を適切に摂っている限りは何も心配ありません。「酒は百薬の長」といわれますが、飲み過ぎは体を壊す原因となります。それと同じく、肝油はさまざまな栄養素を効率的に摂取することができる、優れた健康食品ですが、摂りすぎは禁物。せっかくのサメのパワーを活かそうと思っても、逆効果になってしまっては意味がありません。


