肝油の基礎知識
肝油はビタミン類を豊富に含む栄養補助食品として、約120年前の1884年に誕生して以来、多くの日本人の健康を支えてきました。肝油は魚たちの肝臓に蓄えられた液体や脂質を原料として作られます。誕生からこれまでの間に、肝油の成分や製法に関する研究は休むことなく続けられており、いつでも手軽に、私たちの体に必要となる栄養素を補給できる健康食品として定着しています。
肝油が生まれた理由は、かつての日本人の食生活が、非常に質素だったためといわれています。日本人は昔から、少量の穀物、野菜、魚貝類から栄養素を摂取していました。現代の日本人の食事の内容からは考えられないほど質素な食事で、健康を維持するのに十分な栄養を食事から摂取することは難しかったのです。そこで、ビタミン類などの栄養素を補給する肝油が生み出されたというわけです。
「飽食の時代」と呼ばれるようになった現代、再び肝油が注目を集める存在となっています。現代人の食生活においては、栄養バランスの偏り、食べ過ぎ・飲み過ぎ、不規則な食生活など、数々の問題がクローズアップされています。そこで、栄養補給に優れた肝油を普段の生活に取り入れて、食生活の改善、健康増進に役立てようという方が増えています。健康志向が強くなった今、改めて肝油の持つ成分や効果に注目が集まっているのです。
もともと肝油は、液体の状態で販売されていました。独特の苦味が残ったままの液体では、いくら栄養価が高いといっても、誰もが喜んで口にすることはできませんでした。また、液体の状態では、移動や保存が難しいという問題もありました。そこで、研究と改良が進められ、ドロップタイプの肝油が生み出されたのです。さらに、現在では、小さくて飲みやすく、保存性や携帯性にも優れたサプリメントとして進化を遂げています。肝油の持つ優れた栄養素を、いつでも手軽に補給できるようになったことで、子どもからお年寄りまで、幅広い層の人々から改めてその評価が高まっています。


