肝油の製造の流れ
昔から肝油は、豊富なビタミン類を含む優れた健康食品として、多くの人々に親しまれてきました。高齢化社会が進む最近では、骨や関節のサポートのための成分に期待を抱く方が増えているほか、美容への関わりを持つ成分にも注目が集まり、ますます肝油の人気は高まってきています。毎日、多くの人々の健康を支えている肝油ですが、どのようにして作られているのかをご存知の方は、そう多くないと思います。そこで、ここでは鮫肝油の製造の流れをご紹介しましょう。ご紹介するのは、ごく一般的な鮫肝油の製造の流れです。現在、市場にはたくさんの商品が出回っていますが、ここでご紹介する製造の流れがすべての商品に当てはまるわけではありません。
まず、鮫肝油の原料となるアイザメが、深さ数百メートルという深海から捕獲されます。捕獲された鮫(の肝臓)は、原料として使うために、鮮度をしっかり保たれることが要求されます。そのため、水槽に入れて生きたまま港に連れて帰るか、船上で素早く肝臓を取り出して冷凍保存することになります。船が港に戻ると、生きたままのアイザメもしくは冷凍された肝臓が急いで肝油の製造工場に運ばれます。工場では最初に、原料の品質や重量の検査が厳しく行われます。検査をパスしたアイザメの肝臓は、成分を抽出するために細かく砕かれたり、遠心分離器にかけられたりします。そして、高純度な肝油として仕上げるために、徹底的にろ過や脱気が行われ、不純物や独特の臭いなどを取り除きます。
不純物や臭いが取り除かれてできた肝油は、新鮮なうちに小さなカプセルの中に詰められます。カプセルに詰める前に、体に良い各種成分を一緒にブレンドすることもあります。肝油が詰められたカプセルは、製品として出荷するために、更に厳しい品質チェックを受けることになります。カプセルの形や重量のほか、細菌や不純物が混入・付着していないか、色はおかしくないかなどを見極められた後、ようやくビンやパックに詰められて製品として出荷されていきます。


