
ブルーベリーの発祥の地とされているのは、アメリカ、カナダがある北アメリカ大陸です。北アメリカに住んでいた原住民の間では、貴重な栄養源として重宝されていました。実際に彼らは、干したブルーベリーをスープに入れて食べていたといわれています。
ブルーベリーがより多くの人に食されるようになったのは、17世紀に入ってから。ヨーロッパから北アメリカに移住した人たちによってジャムやドライブルーベリーが生み出されました。当初は野生のブルーベリーを摘み取って食用としていましたが、より効率良く、たくさん収穫できることを目指して、栽培や品種改良が盛んに行われるようになりました。アメリカにおいて、現在のように美味しくて高品質なブルーベリーを、大量に安定供給できる体制が整ったのは1990年代の初め頃といわれています。今では北アメリカをはじめとする世界のいたるところでブルーベリーが盛んに栽培されていますが、原種ともいえる野生のブルーベリーが自生している場所は非常に少なく、野生のブルーベリーは大変貴重なものとなっています。
アメリカからやってきたブルーベリーは、北海道の大地で大切に育てられ、日本での普及の足がかりを築きます。その後、北海道に続いて東京などの地域でも栽培がスタート。日本国内で本格的なブルーベリー栽培が行われるようになったのは、1980年代後半に入ってからのことでした。現在では品種改良も進んで、安定した栽培が可能になったことに加え、ブルーベリーの人気が高まって需要も順調に伸びていることから、日本の各地で盛んに栽培されています。
最近ではブルーベリーを趣味で栽培する人も増えており、自分の手で育てたブルーベリーで、ジャムやジュース作りを楽しむこともできます。ブルーベリーは美味しいフルーツとしての人気だけでなく、体に良い健康食品の原料としても非常に高い注目を集めています。健康への興味・関心が日増しに高まっている状況で、数え切れないほどの健康食品が誕生していますが、ブルーベリーに関連する健康食品も次々と開発され、相当な種類が流通しています。
目に関することや、美容やダイエットなどへの対策にも、ブルーベリーの成分が有効とされ期待が高まっています。小さな果実に秘められたパワーはこれからも注目されることでしょう。














