ブルーベリーは私たち日本人にとって、とくに女性の皆さんにとって、非常に良い成分を豊富に含んだフルーツであるといえます。その理由は、ブルーベリーは食物繊維を非常に多く含んでいるからです。私たち日本人は欧米人に比べて腸が長く、腸の健康維持に注意する必要があります。しかも、女性は男性に比べてさらに腸が長くなっています。便秘に悩む日本人女性が多いのはこのためです。ブルーベリーは腸の健康を助ける食物繊維が豊富に含まれているので、女性の方にはとくに嬉しいフルーツといえるでしょう。
食物繊維は、私たちの体内で食べ物を消化する際に使われる消化酵素によって消化されることがありません。消化されないということは、体にとって悪いもののように捉えられそうですが、決してそうではありません。ブルーベリーに含まれる食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と呼ばれる2種類に分けられます。そのうち、不溶性食物繊維は水に溶けずに水分を吸収する性質を持っています。不溶性食物繊維は水を吸収するため、腸の中にある老廃物の水分を吸収して膨らみ、腸壁を刺激し、腸の動きを活発にしてくれます。腸の動きが活発になると、老廃物や排泄物を排出しやすくなりますから、便秘などの悩みを解消してくれることにも大いに役立つといえます。
ブルーベリーが持つ食物繊維を腸の健康に役立てたいなら、ヨーグルトと一緒に食べることをオススメします。ヨーグルトには、腸の働きを助け、腸内環境を正常に保つ役割を果たすビフィズス菌を多く含んでいることは皆さんもご存知かと思います。腸に良いビフィズス菌を多く含むヨーグルトと、腸の働きを活発にする食物繊維を多く含むブルーベリーを一緒に食べれば、腸の健康に大いに役立つはずです。ブルーベリージャムなどをヨーグルトに混ぜて食べると良いでしょう。
ブルーベリーに含まれる食物繊維の量は、他のフルーツに比べても非常に多いことが分かっています。食物繊維を多く含むフルーツの代表的なものとして取り上げられる、バナナやキウイといったフルーツよりも、ブルーベリーのほうがはるかに多くの食物繊維を含んでいるのです。それぞれのフルーツが100グラム中にどれだけの量を含んでいるかを見てみますと、ブルーベリーは4.1グラム、バナナは1.7グラム、キウイは2.9グラムとなっており、その差は歴然です。