ブルーベリーは日本をはじめ、世界各国で栽培されている人気のフルーツです。原産地である北アメリカ大陸では、かなり古くから食用として親しまれていたようですが、17世紀頃にヨーロッパから北アメリカに渡った人たちによって、その存在が広く知られるようになりました。その後ブルーベリーは、より美味しく、よりたくさん収穫できるように、品種改良が重ねられ、現在のように世界中で栽培されるまでになっています。
ブルーベリーの世界最大の生産国は、原産地といわれるアメリカ合衆国です。現在、北米大陸でのブルーベリーの生産量は、なんと世界の生産量の約90%を占めるほどに成長しているといわれています。アメリカで生産されたブルーベリーは世界各国に輸出されていますが、その最大の輸入国が日本です。アメリカ以外でブルーベリーの生産国として知られているのは、南半球の大国・オーストラリアと隣国ニュージーランド、南米のチリ、アルゼンチンといった国々です。さらに、最近では日本や中国といったアジアの国々でもブルーベリーの生産が盛んに行われています。日本の主な生産地としては、長野、山梨、群馬、新潟といったところが挙げられます。日本は現在「ブルーベリーブーム」と言われるほど、ブルーベリーの需要が高まっていることから、今後は全国各地にブルーベリー農園が誕生するかもしれません。
20世紀に入ってから、ブルーベリーは本格的に品種改良が行われるようになりました。現在では詳細に分類していくと、ブルーベリーには300種類以上もの品種が存在するといわれています。それほど多くの品種を持つブルーベリーですが、大別するとハイブッシュ系、ローブッシュ系、ラビットアイ系の3種類に分類することができます。ハイブッシュ系は実が大きいため、生で食べられることも多いのが特長です。ローブッシュ系は寒冷地を好む種類で、実が小粒なため、ほとんどがジャムなどの加工品の原料となります。ラビットアイ系は寒さに弱い品種で、熟す前の実はウサギの目のように赤みがかった色になるため、この名前がついています。日本で栽培されるブルーベリーの大半がハイブッシュ系で、ローブッシュ系はほとんど見ることができません。
ブルーベリーとは
ブルーベリーの産地と種類
ブルーベリーの栽培