黒酢が健康に良いことが広く知られるようになりました。「酢が健康に良い」ことは昔から知られていますが、他の調味料と比べると使用頻度が低く、「酸っぱい」というイメージが強くありました。しかし、黒酢がそれを払拭したのは、黒酢を調味料として使うお酢ではなく、健康のために「飲む酢」として開発されたことでしょう。黒酢が「飲む酢」になったことで、誰もが手軽に摂取しやすくなりました。黒酢従来の酸っぱさが強く出ていた味も「飲む酢」にすることによって、酸っぱい味の苦手な人にも違和感がなく取り入れることができるため、幅広い層から人気が高まっていきました。
黒酢は、酢の中でも特に健康に良いが飲みにくいとされていましたが、その飲みにくさが改良されたことで「健康に良く飲みやすくなった」と言われ、健康に深く関心を持っている方からの支持も得るようになりました。そして、たくさんの種類のあるお酢の中でも「黒酢」への効果が期待され、その効果に実感された方々がリピーターとなっていき、一時的な人気ではなく、息の長い黒酢ファンが増えることとなりました。
普通の食酢と黒酢ですぐわかる違いは「見た目の色」。その違いのひとつは原料にあり、黒酢は玄米もしくは大麦を使いますが、米酢は大抵の場合は、精白米が使われています。良質の酢を作り上げるためには、天然水、良質の米、恵まれた気候が最低限必要な条件です。黒酢と黒くない食酢との製法過程の違いは、黒酢の場合は熟成期間が他の酢に比べて長いところです。熟成期間にアミノ酸と糖分が化学反応を起こしているのですが、熟成期間が長いほどお酢の色が黒くなりアミノ酸が増えると言われています。身体の20%はアミノ酸でできているといわれていますから、じっくりと造り上げられたアミノ酸の多く含まれた色の濃い黒酢が栄養素として、身体に必要であることがわかります。
最近ではもろみ酢の効果も支持を得るようになってきました。黒酢ともろみ酢、両方の良いところを一品の料理だけで使うことはなかなか難しいものがありますが、手軽に飲める黒酢にすることによって、必要な栄養素を凝縮して、身体に取り入れることができます。