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2018.12.13更新

キッチンで簡単にできる!再生野菜「リボベジ」の育て方と楽しみ方

画像出典:PiXTA

「リボベジ」という言葉を聞いたことはありませんか?ネギや豆苗などの根や葉を使った「再生野菜」のことで、節約にも繋がると近年話題になっています。
意外と簡単で誰でもできるため、新たな趣味として取り入れる方も。そこで今回は、いつも捨てている野菜の部位を使ったリボベジの栽培方法をご紹介しましょう。


「リボベジ」とは

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リボベジの概略

食べられる部分を切り取った後の野菜の芯、根っこ、ヘタ。本来は捨ててしまうこれらの部位ですが、水に浸けておくことで再び芽が出て成長し、収穫できるようになることがあります。これを「リボーンベジタブル」、略して「リボベジ(再生野菜)」と言います。


この栽培方法は、野菜の「成長点」を利用したもの。成長点とは、植物の成長に大きく関係する部分のことです。ここから新しい組織が作られるため、成長点を残してカットされると植物は生きるためにまた育っていきます。
そのため成長点のある根っこやヘタを水に浸けておくと再生し、また収穫できるようになるというわけです。


リボベジのメリット

リボベジには、今すぐにでも始めたくなるたくさんのメリットがあります。


・節約になる

本来捨てる部位を使用するので、元手はタダで野菜を収穫できます。1回あたりの収穫量は多くなくても、ちょっと彩りが欲しい時にサッと使える新鮮な野菜があることは食卓において大きな違いとなるでしょう。


・初心者でも簡単に始められる

土やプランターも必要なく、お皿やコップ、プラスチックトレーに水を張るだけなのでとても簡単。家庭菜園をしてみたいけど庭がなくてできないという方や、難しいお世話はできないという方にも向いています。


・観賞用にもなる

成長して芽が出た姿は可愛いものです。ちょっとしたグリーンインテリアとして飾っておけば、キッチンも明るくなるでしょう。


・食育にもぴったり!

野菜が成長する過程や仕組みをお子さんに理解してもらう良い機会となります。自分で収穫することで、野菜が苦手なお子さんも進んで食べるようになるかもしれません。

リボベジの育て方

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では、具体的にどのようにしてリボベジを育てたら良いのでしょうか。その方法やコツをご紹介していきます。


リボベジできる主な野菜

野菜の中でも、リボベジに向いているものと向いていないものがあります。


初心者向け…豆苗、ネギなど
中級者向け…小松菜、水菜、チンゲン菜、大根(葉)、ニンジン(葉)、カブ(葉)など
上級者向け…キャベツ、ブロッコリーなど


根菜は基本的に葉部分を収穫します。また、ニンニクや玉ねぎなど、水耕で発根したら土に植え替えることで、球根部分が収穫できる野菜もあります。


リボベジのやり方!~主な栽培方法

基本的には、根や茎を水に浸けるだけです。野菜と野菜に合わせた容器、必要ならスポンジなどを準備しましょう。


1.根や茎をちょっと残してカットする

ネギや小松菜・水菜などは、根元の部分から3~5cm上をカットしてください。大根などの根菜はヘタから下の根部分を2~3cm残してカットしましょう。
ただニンジンなどヘタ部分をこそぎ落とされている野菜は成長しない可能性があるので、購入する際はヘタに盛り上がりがあるものや葉が残っているものを選んでください。


2.清潔な容器に薄く水を張り、根部分だけを浸す

この時のポイントは、根だけを水に浸すこと。あまり浸かりすぎると腐りやすくなります。根菜の場合は切り口が水に触れる程度で大丈夫なので、薄く水を張りましょう。
また、ネギなど上に伸びる野菜は縦長のコップを容器にし、スポンジに穴を開けて茎を通すと倒れずに成長していきます。


3.日当たりの良い場所に置き、こまめに水を換える

直射日光を避け、日当たりの良い場所で育てましょう。1日1回、夏場は1日2回水を換え、常に清潔で新鮮な水を与えてください。この時、容器も洗ってぬめりを取ると良いでしょう。


なお、菌が繁殖すると野菜が腐ってしまう可能性があります。異臭がしたりカビが生えたりした場合は、すぐに処分してください。また、1つの野菜の再生は1~2度に留めておきましょう。

リボベジを使ったおすすめレシピ

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リボベジを使った野菜は、完全な衛生管理ができているわけではないので、加熱調理が基本となります。おすすめの美味しい食べ方をご紹介しましょう。


豆苗を使ったレシピ

豆苗は炒め物やお浸しにぴったりの食材です。卵との相性も良いので、卵焼きに入れてみてはいかがでしょうか。

顆粒だしを溶き卵に混ぜて熱したフライパンに敷き、豆苗を乗せて焼き固めるだけで簡単だし巻き卵の完成です。豆苗の食感が良いアクセントになります。
またソーセージと豆苗の炒り卵も食べ応えがあっておすすめです。


小松菜を使ったレシピ

小松菜は、和え物や炒め物などに使われることが多いですが、「いつもと違った料理に挑戦したい!」という方には、カレーの具材として使ってみることをおすすめします。
そのままカレーに入れるのも良いですが、時間がない時はドライカレーもおすすめです。熱湯でサッと茹でておき、水気を絞ってカットしておきます。ひき肉やカットした玉ねぎを炒めたら、小松菜を加え、カレー粉や調味料で炒めながら味を調えて完成です。


大根を使ったレシピ

大根のリボベジで収穫できるのは葉の部分です。香ばしく炒めてお手製のふりかけにしてみてはいかがでしょうか。
大根の葉は細かく刻んでおきます。醤油・みりん・かつおぶしを加え、ゴマ油でよく炒めてください。しらすなど他の具材を加えてみても美味しくできます。完成したふりかけはお茶漬けやおにぎりにもおすすめです。


リボベジは節約になるだけでなく、育てる楽しみや収穫の喜びを味わえます。気軽に始められるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

参考サイト

再生野菜「リボベジ」でエコな生活!挑戦できる野菜と栄養価

節約ガーデニング講座③【再生野菜】で食費を節約しましょう

再生野菜「リボベジ」で驚きの発見 成長記録&上手に育てる方法



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