えがおの黒酢は、鹿児島県霧島市福山町でつくられた伝統の黒酢を使用。伝統のこだわりを実感してください。 健康の強い味方「黒酢」ってどんな食品? その基礎知識をレポート! 「黒酢」の知られざる誕生秘話や歴史をひも解く! 「黒酢」に含まれる スゴいパワーの栄養成分とは?これが健康の源です。 「黒酢」の種類についてご紹介!海外にも人気の黒酢があるんです。 黒酢は今では広く知られていますが、商品として市場に多く黒酢が出たのはここ数年のこと。 お酢の歴史は非常に古く、調味料の中でもっとも古くからあるといわれている塩と同様に古い調味料といわれています。 黒酢の歴史についてご紹介します。 お酢とお酒には深いつながりがありますが、その歴史は弥生時代まで遡ります。 日本では応神天皇の時代にお酒が献上され、その時代に中国大陸から食酢の醸造法が伝えられたといわれています。元禄時代に書かれた本朝食鑑にも、これが最も古い食酢であると記されています。 なお、当時は「辛酒」や「いずみ酢(いづみ酢)」と呼ばれていました。 一説によると、食酢の醸造が行われたのは天正時代(1573年)と言われています。 醸造業として成立したのは江戸時代の初めと言われており、食酢の主要産地であった和泉国から相模の市原、尾張の半田などに伝えられました。 江戸時代中期になると、酒粕を原料とした粕酢がつくられ、寿司の広まりとともに食酢の使用量が増えていきました。 食酢は、塩と並ぶ世界で最も古くから使用されてきた調味料の一つで、バビロニアでは紀元前5,000年頃に醸造を示す記録が残されています。また、その食酢はワインなどからつくられたと言われています。 なお、「食酢」という言葉は、紀元前1,450年頃イスラエルのモーゼに記されている「Essiggenus」が最も古い記録であるとされています。 東洋では、中国の儀狄が酒を醸したと伝えられていることから、食酢もその頃につくられたと考えられており、東洋の食酢の発祥は中国だと考えられています。 黒酢は、米の発酵によってできたものですが、各国で使われている食酢の原料は様々です。 例えば、ヨーロッパではぶどうを原料としたワインビネガーが、東南アジアではココナッツやパイナップルなどを原料とした食酢が醸造されています。 その他にも、穀物を原料としたモルトビネガーなどもあります。